Eat Pray Love (食べて、祈って、恋をして) 泣いた。

嵐のArashi's Diary Voyageが始まると同時に、母が見たいというので、契約したNetflix

自粛中、おうち時間が増えたこともあって、たまに映画を見る。

Julia RobertsのEat Pray Love(食べて、祈って、恋をして)。

泣いた。涙涙涙。

・自分に向き合いたい
・気づきになる言葉が欲しい
・美味しいものや素敵な景色に癒されたい
・自分の欠点に気付きたい
・完璧主義をやめたい

そんな大人女子は必見。


冒頭、主人公のLizが、旅に踏み切るまでの親友とのやり取りがまず超共感。

This happens to people.
人生なんてそんなもんよ。

They fall in love in their 20s, get married,
20代で恋をして結婚して、

do the granite countertop, white-picket fence in their 30s,
30代できれいなキッチンと白いフェンスのある家を建てる

and somewhere they realize, "This is not for me."
そしてその辺りで、こんな人生嫌だ!ってなる

And so they fail and they fall down, they hurt like hell,
へこんで悩んで苦しんで傷ついて

they straighten up, and march their asses to the shrink's coffee.  
でもなんとか立ち上がってカウンセリングを受ける

They can't just check out.
だって人生からチェックアウトはできないんだから。

 

 

I am not checking out. I need to change.
そんなことよくわかってる。でも変化が必要なの。

 

 

You have a support system here, Liz.
あなたを愛していて支えになりたいって願う友達や家族がいるじゃない

 

 

You have some friends and family who love you.
じゃああなたは、あたしの愛や支えを今、あなたは感じてる?

And do you feel my love for you? My support for you? No.
感じてないでしょ。

There's like nothing. I have no pulse.
だって今のあたしは空っぽなんだから

 

 

旅に出てもなお、

「結婚しないの?」

「なんで女性がひとり旅?」

と問われる中で。

 

バリで出会った男性Felipeと恋に落ちかけるけど、別れてしまう場面。

突拍子のないことに踏み切れないLiz。

自分の可能性から逃げてしまう、蓋をしてしまう。恐れているから。

I do not need to love you to prove that I love myself.
自分への愛を証明するのに、あなたを愛する必要はないの

 


Run away from me?
逃げるのか


You are running away
そうやってずっと逃げるんだ
from all the great possibilities of your own life. 
人生の可能性はたくさんあるのに

 うーーーん。めちゃくちゃわかる。わかるわかる。

明確な何かがあるわけじゃないんだけど、こわくて踏み出せない。

 

 

Felipeともお別れし、バリを後にしてアメリカに戻ろうとするその日。

バリ島のお坊さんKetutの最後のあいさつで。

「新しいboy friendとは?」と聞かれて別れたことを話す場面。

 

I couldn't keep my balance.
調和を保てなかったから

 

 

Sometimes to lose balance for love,
愛のために調和が崩れるのは
is part of living balanced life.
調和ある人生の一部でもあるんだ

 

深い。深すぎる。

一瞬の愛を点として捉えるのではなく、調和がとれた線としての人生の一部と見る。

ふむふむ、なるほど。

 

ちなみに、インドネシアの俳優だそうで、2016年に102歳で亡くなられたそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

 

最終的には、やはり、

 

自分の欠点に気付き、認め、受け入れ、許すこと

 

が大切だと。

 

In the end, I've come to believe in something I call "The physics of the Quest".
結局、私が信じることにしたのは、探究の力学だった

The rule of Quest Physics goes something like this:
探究の力学の法則とはこう

If you're brave enough to leave behind everything familiar and comforting,
勇気を出して自分が慣れ親しんできたもの

which can be anything from your house to bitter, old resentments,
例えば家とか古い恨みの感情とかを捨て去り

and set out on a truth-seeking journey,
真実を求めて外の世界へ

either externally or internally,
あるいは魂の内側へと向かう

and if you truly willing to regard everything that happens to you on that journey as a clue,
そしてその旅の途中で起こったことをすべてきっかけと受け止め
and if you accept everyone you meet along the way as a teacher,
出会った人たちをみな教師として受け入れるのなら

and if you are prepared, most of all, some very difficult relatives about yourself,
そして何より自分自身の受け入れがたい欠点と正面から向き合い、それを許せば

then the truth will not be withheld from you
真実は必ず見えてくる

 I can't help believe it, given my experience.
私は自分の経験からそう信じるに至った

 

最後に、Felipeと再会を果たし、新たな道へ踏み出すLiz。

 

なんと素敵なお話しーーーーー!!!!!!!(´;ω;`)ウゥゥ♡♡♡

終盤涙が止まらず。

 

こういう女性って本当に多いんじゃないかなあ。

目まぐるしい毎日の中で、

ひたすらに誰かのために、何かのために、自分を酷使して。

気付いたら、自分を全然労ってなくて。

自分の好きなこともわからなくて。

ほしい物もなくて。

 

自分よりほかのだれかが大事だなんて。

じゃあ、自分は誰が幸せにしてあげるの?

自分の幸せは、自分自身が感じるもの。

まずは、自分で自分を幸せにしてあげなくちゃ。

 

どんなことでもいい。

この映画のように、

体形を気にせずにたらふく美味しいものを食べることであっても、

インドでまったり瞑想にふけることでも、

バリのバーで飲みすぎて男の子と遊ぶことでも。

なんでも。

 

だって自分の人生なんだから。

自分が過ごしたいように過ごさなきゃ。

誰に何と言われようと。

 

誰かが自分のためを思って言ってくれてる。

なんてそんな甘えは放っておけばいい。

結局はみんな他人なのだから。

「あなたのためを思って」「あなたを心配してるから」なんて信じない。

結局はそれほど思ってないか、思ってたとしても自分のための心配なんだから。

 

 

私が、このタイミングで、この映画を見たのもきっと何かの縁だよなあ。

Netflixの一覧見て、見たいなと思ってマイリストにはずっと入れておいたけど。

このGW最終日という日に出会ってしまうとは。

Netflix様様。

 

私も、まだまだ

自分の欠点に向き合い許すことが必要みたいです。